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正月病を乗りこえよう!🌸こころコラム🌸
こんにちは。RICメンタルクリニック三軒茶屋です🌞
クリスマスも終わり、2024年も残りわずかですね。
みなさんは年末年始をどのように過ごされますか?
今日は年末年始の長期休暇明けに起こりがちな正月病についてお話していきます!
正月病とは?
主に年末年始の長期休暇やいつもと異なる過ごし方をした後に起きる心身の不調を言います。
医学的な診断名ではなく、五月病の仲間といったイメージでしょうか。
この正月病は決して特別なものではなく、一般的な現象として起こります。
正月病の主な症状
・疲労感や倦怠感
疲れやすい、だるくて朝起きれない
・気分の落ち込み
楽しめない、気分が晴れない状態が続く
・睡眠リズムの乱れ、不眠
すぐに修正できない生活リズムの乱れは、休暇明けの復帰の妨げになります
・食欲低下もしくは過食
・消化不良
暴飲暴食は消化不良を起こし、身体的な不調感につながりやすくなります
・意欲低下
・集中力低下
など
正月病の原因
・生活リズムの乱れ
年末年始は普段と大きく異なるスケジュールで生活する方が多いです。
それにより体内時計が乱れ、更に夜更かしや暴飲暴食が拍車をかけます。
・ストレスの増加
家族や親戚との交流は楽しい面もあればストレスになることもあります。
またイベントごとの準備、大きな出費(帰省・旅行・お年玉など・・・)も負荷になります。
・社会復帰へのプレッシャー
長期休暇明けに仕事や学校に戻ることへの不安や憂うつ感が影響します。
・身体的な不調
暴飲暴食、運動不足、寒さによって体調不良を引き起こしやすくなります。
正月病の対策と予防
⏰生活リズムをととのえる
休暇中もある程度寝る時間・起きる時間を決めて活動することで生活習慣を維持することができます。
とはいえ、お正月ぐらいのんびりだらだらと過ごしたいですよね。
三が日まではゆっくり過ごして、その後は生活リズムを意識して過ごすなどメリハリをつけるとよいでしょう。
🏃軽い運動を取り入れる
朝起きたらラジオ体操をする、夜寝る前にストレッチをするなど軽い運動を取り入れると効果的です。
身体を動かすことで血流がよくなり不調感が軽減されます。
🌱リラックスする時間を作る
無理に予定を詰めずに、ゆったりと過ごす時間も作りましょう。
湯船にしっかり浸かる、アロマを楽しむ、ゆったりした音楽を聴くなど自分に合った方法を見つけられるとよいですね。
🏫仕事や学校の準備を進めていく
長期休暇の終盤に徐々に仕事や学校への準備を進めることで、復帰がスムーズになります。
👪心のケアをする
自分の心の健康状態に興味をもち、いつもと違うかも?と変化に気が付くことが重要です。
変だなと思ったら家族や友人などに思いを共有してみるといいですね。
また、必要に応じて専門機関に相談することも選択肢の一つです。
お正月に限らず、長期休暇の後は会社や学校に行くのが億劫だな・・・と気持ちが沈みがちです。
無理のない範囲で対策をして有意義なお正月を過ごしましょう♪
今年最後のブログ更新となります。
本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします🐍
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医療法人社団RIC RICメンタルクリニック三軒茶屋
三軒茶屋駅から徒歩3分の心療内科
『だれもが満たされた生活を送ること』その先に自己実現できる社会の創造していけると信じています。
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