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うつ病と過眠の関係|寝ても眠い・起きられない理由とは🌸こころコラム🌸

こんにちは。

RICメンタルクリニック三軒茶屋です😊

最近、「ちゃんと寝ているのに、ずっと眠い」「休みの日はほとんど寝て終わってしまう」「起きなきゃと思っているのに、体がついてこない」

こんな状態が続いていませんか。

「自分、ちょっと寝すぎかな…」「怠けているだけなのかな…」そんなふうに気になりながらも、はっきりした理由がわからず、そのままにしている方も多いかもしれません。

実は、こうした“眠りすぎてしまう状態”は、うつ状態の症状として見られることがよくあります。うつというと「眠れなくなる」というイメージが強いですが、「逆に寝すぎてしまうタイプ」も決して珍しくありません。

今回はうつ状態と過眠の関係について、お話ししていきます!!

「もしかして自分もそうかも」と感じている方が、少し安心できるきっかけになればうれしいです😊

●うつ状態にみられる「過眠」とは何か

うつ状態というと、「眠れない」「夜中に何度も目が覚める」といった不眠のイメージが強いかもしれません。しかし、実際の臨床現場では、「寝ても寝ても眠い」「一日中横になってしまう」「休日はほとんど眠って過ごす」といった過眠に悩む方も少なくありません。

過眠とは、必要以上に長く眠ってしまう状態や、十分に睡眠をとっているにもかかわらず強い眠気が続く状態を指します。うつ状態における過眠は、「怠けている」「気合が足りない」といった問題ではなく、脳や心の機能低下によって起こる症状の一つです。


●なぜうつ状態で過眠が起こるのか

① 脳の働きの低下

うつ状態では、感情・意欲・集中力などを調整する脳の働きが低下します。特に、覚醒や活動性に関わる神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンなど)のバランスが崩れることで、「起きて活動する力」が弱くなります。

その結果、脳が十分に目覚めにくくなり、眠気が強くなったり、長時間睡眠になったりします。


② 心身のエネルギー消耗

うつ状態の方は、外から見えなくても、常に強い心理的ストレスや不安、自己否定感と闘っています。そのため、心身は慢性的な疲労状態にあります。

過眠は、ある意味で「エネルギー切れの状態での防御反応」とも考えられます。体と心がこれ以上消耗しないよう、無意識に休息を求めている状態なのです。


③ 現実から距離を取るための反応

うつ状態では、

将来への不安

仕事や人間関係への恐怖

失敗体験の反すう

など、つらい考えが頭から離れなくなることがあります。

眠っている間は、こうした苦しい思考から一時的に解放されます。そのため、無意識のうちに「眠ることで現実から逃れる」状態になり、過眠につながる場合もあります。

これは決して「逃げ」ではなく、心が自分を守ろうとする自然な反応です。


●非定型うつ病と過眠の関係

精神医学では、うつ病のタイプの一つに「非定型うつ病」があります。このタイプでは、

過眠

過食

気分の反応性(良いことがあると一時的に元気になる)

対人関係への過敏さ

などが特徴としてみられます。

若年層や働く世代では、このタイプのうつ状態が比較的多く、過眠を主症状として受診される方も珍しくありません。

「眠りすぎているから、うつではない」と考えるのは誤解であり、過眠もうつ症状の重要なサインです。


●過眠とうつ状態の悪循環

過眠が続くと、次のような悪循環が生じやすくなります。

昼夜逆転する

生活リズムが乱れる

外出や社会活動が減る

自己否定感が強まる

さらに気力が低下する

この悪循環に入ると、回復までに時間がかかりやすくなります。そのため、「眠りすぎている状態」を軽視せず、早めに対処することが重要です。


●薬物療法と過眠の関係

抗うつ薬や抗不安薬の中には、副作用として眠気が出やすいものもあります。そのため、

病状による過眠なのか

薬の影響なのか

を専門医が慎重に見極める必要があります。

自己判断で服薬を中断すると、症状が悪化することもあるため、眠気が強い場合は必ず主治医に相談しましょう。


●「怠け」と「過眠」はまったく違う

臨床現場で多いのが、「こんなに寝てしまう自分はダメだ」「怠けているだけではないか」と自分を責めてしまうケースです。

しかし、うつ状態の過眠は、

意志の弱さではない

性格の問題ではない

努力不足ではない

という点を、はっきり理解することが大切です。

過眠は、心の病気が発している「休ませてほしい」というサインなのです。


●回復に向けて大切な考え方

過眠がある場合、無理に「早く起きよう」「頑張って動こう」とすると、かえって症状が悪化することがあります。

回復のためには、

治療を継続する

少しずつ生活リズムを整える

自分を責めない

専門家と相談しながら調整する

ことが重要です。

特に回復期には、「完璧に元通り」を目指すのではなく、「昨日より少し楽」を積み重ねる意識が大切になります。


●おわりに

うつ状態における過眠は、脳の機能低下、心身の疲弊、ストレス反応などが複雑に絡み合って生じる医学的な症状です。決して「甘え」や「怠け」ではありません。

もし、

寝ても疲れが取れない

一日中眠い

起きる気力が出ない

といった状態が続いている場合は、早めに精神科・心療内科へ相談することをおすすめします。

適切な治療とサポートによって、多くの方が少しずつ回復していきます。過眠は「回復への途中経過」であることも多いのです。一人で抱え込まず、専門家と一緒に歩んでいくことが大切です。

https://ric-mental.com/sancha/feature/#feature01

 

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