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働きながらでも治療できます!🌸こころコラム🌸
こんにちは。RICメンタルクリニック三軒茶屋です。
今回のテーマは、
「働きながらでも治療できます!」です。
家族のため、職場のため、
仕事に一生懸命取り組んでいたり、
立場が上になって任される仕事の責任が増え
自分が抜ける事での影響力が大きい場合
メンタル不調を感じていても
☑環境的に、立場的に休職ができない…
☑職場や同僚に迷惑をかけたくない…
と、考える方は少なくないと思います。
仕事にも生活にも明らかに影響は出ているけれど、
自分としては「休職・退職」はしたくない!
なんとか働きながら症状を改善できないか…と
働く世代の皆さまは悩まれてしまうのではないでしょうか?
今回の記事では、働く世代に向けて、
「働きながら」治療をすることを考えていきたいと思います。
🌸働きながら治療はできる?
メンタル不調は様々な状況で起こり得ます。
お仕事をされている方の場合は、
仕事の負荷やプレッシャー、
時間外労働の増加、職場環境によっても
不調感が継続・重症化してしまう場合があります。
そんなとき、「休職」という選択肢も
うかんでくることがあるのではないでしょうか?
療養のための環境を整え、
しっかりと治療に専念できることは
理想かもしれませんが…
「環境的に休職することができない」
「立場的に抜けられない」
「休職する方が辛い」
という状況の方もいらっしゃいますよね。
「メンタルクリニックに行くと、
休職させられてしまうかもしれないから
なんとか自分で体調を戻せるようにしよう」
と思ったり、
仕事を休まなければいけない不安で、
より不調感が増してしまうこともあります。
結論からお伝えすると、
仕事を休まずとも治療を開始することは可能です!
当院では、事情も聞かずにむやみに休職を勧めたり、
強制的に仕事を休ませる、ということはありません。
患者様ごとに必要な治療は違うのです。
お一人お一人にあわせて、
お話を伺いながらお薬のご相談をしたり、
環境の調整ができないかを一緒に考えたり、
「どういった環境で治療することが
その方にとってのベストなのか」を考えます。
🌸仕事をする上で改善したい症状
☑仕事に行く日の朝、辛くて起きることができない
☑仕事のことを常に考えプレッシャーを感じる
☑明日、仕事だと思うと眠れない
☑将来への漠然とした不安を感じる
☑長時間の時間外労働による集中力低下
☑過度な労働やストレスによるバーンアウト
不安や不眠、焦燥感、憂うつ感、
意欲低下、集中力低下など、
これらの症状は一般的に「抑うつ症状」と呼ばれます。
抑うつ状態となると、
◇気が散って目の前の仕事に集中できない
◇今まで普通に出来ていた作業に膨大な時間がかかる
◇簡単な内容なのに、些細なミスが連続する
◇同じメールを何回も読まなければ内容を理解できない
◇ミスが続いて自己評価が下がり、消えたい気持ちになる
といった、「困り事」が出てきます。
上記のような症状を改善する為には
放置せずに病院を受診し、
外来通院による内服や環境調整によって
早期に症状の改善を目指していくことが有効です。
🌸症状の改善方法
1.専門家への相談
まずは受診を検討し、一度専門家へ相談しましょう。
医療機関を選ぶ際には「通院のしやすさ」も重要です。
診療時間や曜日、立地などを考慮して
仕事をしながら無理なく通える病院を選びましょう。
2.お薬での治療
専門家へ「気になっている症状」を伝え、
改善に向けた治療法の選択肢を聞いてみましょう。
環境を変えることなく症状を改善することを目指す場合には
お薬を使っての治療を提案される事も少なくありません。
お薬を使用する場合は、安心して治療に取り組めるように
「どういうお薬なのか」「どんな副作用があるのか」
よく聞いておくと良いでしょう。
また、精神科のお薬は
即効性があるものばかりではありません。
少しずつ調整して、「有効な量」を
探していく段階が必要なお薬もあります。
効果を感じるまでに、
多少の時間がかかる場合もありますので
自己判断で辞めず、医師と相談するようにしましょう。
3.状況整理
専門家に話をしながら
現在自分がおかれている状況を整理することも有効です。
メンタル不調に繋がってしまった要因を考え、
改善策を一緒に考えたり、
今後同じようなことにならないよう
自分の傾向を見つめ直す機会にもなります。
当院では、心理士が担当する
有料のカウンセリング(30分)と
精神保健福祉士・看護師が担当する
無料の専門職面談(10分)があります。
無料の面談は、1回あたり10分間ですが
診察の度に何度でもご利用いただけます。
(いずれも事前予約制です)
4.環境調整
休職や退職の選択肢がないのであれば
業務量の調整や時短勤務の相談、
残業はしないようにする、などの方法が考えられます。
ご相談の中で、必要に応じて
医師の指示として診断書をお書きすることも可能です。
5.サポート体制の活用
会社に産業医や保健師がいる場合は
ご相談にのっていただく事も手段の1つです。
また、人事部などのサポートの部署があったり
カウンセリングを設定できる会社もあるようです。
会社によって社会資源が異なりますので、
身近で使える可能性のあるサポート体制を
一度確認してみても良いでしょう。
🌸当院の取り組み
当院では、患者様一人一人の
状況や想いをきちんとヒアリングいたします。
状況も分からないのに一方的に休職を勧めたり、
説明のない中でお薬を出したりという事もありません。
患者様ご自身が納得して治療に取り組めるよう
その都度ご相談させていただきます。
生活スタイルや状況は全員違います。
「自分の生活に寄り添った治療」
をしていくことが大切ですね。
ぜひ、お気軽にご相談下さい。
初診予約🍃:https://select-type.com/rsv/?id=sK6vtg5ozkw&c_id=77748&w_flg=1
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医療法人社団RIC RICメンタルクリニック三軒茶屋
三軒茶屋駅から徒歩3分の心療内科
『だれもが満たされた生活を送ること』その先に自己実現できる社会の創造していけると信じています。
当日予約受付/東急田園都市線・世田谷線よりアクセス良好/地域での回復を/専門医、女性医師在籍/訪問看護/専門職の面談/就労支援/