メンタルコラム

Schizophrenia

統合失調症

統合失調症とは

統合失調症とは、考えや気持ちがまとまりにくくなったり、現実との区別がつきにくくなったりすることで、日常生活や人間関係に支障が出る病気です。

幻聴や妄想がみられることもありますが、意欲が出ない、人との関わりを避ける、集中しにくいなどの症状が目立つこともあります。

早めに相談し、適切な治療を続けることで、症状の安定や生活のしやすさを目指すことができます。

このような症状はありませんか?

このような状態が続いている場合、統合失調症やほかのこころの不調が関係していることがあります。
自己判断せず、早めにご相談ください。

統合失調症の原因

統合失調症の原因はひとつではありません。
脳の働きの特徴や遺伝的な要因、ストレス、睡眠不足、生活環境の変化など、さまざまな要因が関係すると考えられています。

強いストレスや生活リズムの乱れをきっかけに、症状が目立つようになることもあります。

また、本人には症状が強い現実感を伴って感じられることがあり、周囲が先に普段との違いに気づく場合もあります。
気になる変化があるときは、早めに専門的な相談につながることが大切です。

統合失調症の症状

統合失調症では、陽性症状、陰性症状、認知機能の低下などがみられることがあります。

陽性症状には、実際には聞こえない声が聞こえる幻聴、周囲から悪口を言われている・監視されていると感じる妄想などがあります。

陰性症状には、意欲が出ない、感情表現が乏しくなる、人との関わりを避ける、身の回りのことがおろそかになるといった変化があります。

また、集中力や記憶力、段取りを立てる力が低下し、仕事や学校、日常生活が以前より難しく感じられることもあります。

統合失調症の治療方法

統合失調症の治療では、症状を安定させ、再発を防ぎながら、生活のしやすさを整えていくことが大切です。

治療の中心となるのは薬物療法です。
抗精神病薬などを使用し、幻聴や妄想、不安、興奮、不眠などの症状を和らげることを目指します。

あわせて、睡眠や生活リズムを整えること、ストレスを減らすこと、家族や周囲のサポートを得ることも重要です。

症状が落ち着いた後も、自己判断で薬を中断すると再発につながることがあります。
主治医と相談しながら、継続的に治療を進めていくことが大切です。

よくある質問

統合失調症は治療できますか?

はい、治療の対象となる病気です。
症状や経過には個人差がありますが、薬物療法や生活環境の調整を続けることで、症状の安定や生活のしやすさを目指すことができます。

幻聴や妄想がないと統合失調症ではありませんか?

幻聴や妄想が目立つ方もいますが、意欲の低下、人との関わりの減少、考えのまとまりにくさなどが中心にあらわれることもあります。

家族が受診をすすめても本人が困っていない場合はどうすればいいですか?

統合失調症では、ご本人が症状を自覚しにくいことがあります。
ご家族が変化に気づいた場合は、責めたり否定したりせず、体調や睡眠の不調として受診をすすめることが大切です。

薬は続ける必要がありますか?

症状が落ち着いた後も、再発予防のために治療の継続が大切になる場合があります。
薬の調整や中止については、自己判断せず主治医と相談してください。

仕事や学校を続けながら治療できますか?

症状の程度や生活状況によって異なります。
通院しながら生活を続けられる場合もあれば、一時的に休養や環境調整が必要になる場合もあります。

RICメンタルクリニックでの診療について

当院では、統合失調症かもしれないと感じている方や、幻聴、妄想、不安、意欲低下、考えのまとまりにくさなどでお悩みの方に対して、現在の症状や生活状況、これまでの経過を丁寧にお聞きし、一人ひとりに合わせた治療方針を考えていきます。

「誰かに見られている気がする」
「悪口を言われているように感じる」
「家族から以前と様子が違うと言われた」

そのような変化がある場合も、ご相談ください。

統合失調症やこころの不調について相談したい方は、一人で抱え込まずご相談ください。

Top