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メンタルヘルスと睡眠の関係 🌸こころコラム あざみ野🌸
こんにちは。RICメンタルクリニックあざみ野です😊
「メンタルヘルスと睡眠の関係」〜秋の夜長に気をつけたいこと〜
朝晩の空気がひんやりと感じられる季節になりました。秋は「食欲の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など、さまざまな楽しみ方がある季節ですが、一方で“秋の夜長”と呼ばれるように、夜が長く感じられ、生活リズムが崩れがちな時期でもあります。
実は、秋から冬にかけての季節の変わり目は、メンタルヘルスと睡眠の質に大きく関わる時期です。特にうつ病や不安障害、季節性情動障害(SAD)などを抱えている方にとっては、注意が必要な季節といえます。
今回は、秋に起こりやすい心と体の変化について、「日照時間」「メラトニン」「体内時計」などのキーワードを交えながら、睡眠との関係とその対策について解説します。
日照時間の減少と心の状態
秋になると、徐々に日照時間が短くなっていきます。これは自然な現象ですが、私たちの心と体に意外と大きな影響を与えているのです。
太陽の光を浴びることで、脳内ではセロトニンという神経伝達物質が分泌されます。セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、気分を安定させる働きをもっています。ところが、日照時間が減るとこのセロトニンの分泌が少なくなり、気分が落ち込みやすくなる、やる気が出ない、朝起きづらいなどの症状が現れやすくなります。
これがひどくなると、「季節性情動障害(SAD)」という軽いうつ状態のような症状に発展することもあります。
メラトニンと体内時計の乱れ
もう一つ重要なのが、「メラトニン」というホルモンです。メラトニンは、夜になると分泌が増え、眠気を誘う作用があるため、**“睡眠ホルモン”**と呼ばれています。
ところが、秋になると日没が早くなり、夕方から暗くなる時間が長くなります。この変化により、メラトニンの分泌タイミングがずれたり、過剰になったりすることがあります。すると、
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夕方から眠くなる
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夜中に目が覚めてしまう
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朝すっきり起きられない
といった、体内時計(サーカディアンリズム)の乱れが生じやすくなります。
体内時計の乱れは、睡眠の質の低下だけでなく、抑うつ状態や集中力の低下、免疫力の低下などにもつながります。
良い睡眠習慣のヒント 〜秋こそ意識したい5つのこと〜
では、秋の夜長に心と体を整えるためには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか?睡眠の質を高め、メンタルヘルスを守るための5つのヒントをご紹介します。
① 朝起きたらすぐに日光を浴びる
朝の光は体内時計をリセットし、メラトニンの分泌を抑え、セロトニンを活性化してくれます。曇りの日でも窓辺で光を浴びることは効果的です。起きたらまずカーテンを開けることを習慣にしましょう。
② 毎日同じ時間に寝起きする
休日に寝だめをすると、体内時計が乱れやすくなります。平日も休日も、できるだけ起床・就寝のリズムを一定に保つことが、質の良い睡眠への第一歩です。
③ 夜のスマホ・パソコンは控えめに
寝る前にスマートフォンやPCなどのブルーライトを浴びると、メラトニンの分泌が抑制されてしまいます。就寝の1時間前からはなるべく画面から離れて、読書や音楽など、リラックスできる時間を意識して作ってみましょう。
④ 温かい飲み物や入浴でリラックス
秋の冷え込みは体を緊張させ、眠りを浅くします。寝る前に白湯やハーブティーなどの温かい飲み物を摂ったり、ぬるめのお風呂(38〜40℃)にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、自然な眠りにつながります。
⑤ 適度な運動とバランスの取れた食事を
日中に軽い運動を取り入れることで、夜の睡眠の質が高まります。特にウォーキングやストレッチなどの有酸素運動がおすすめです。また、栄養バランスの取れた食事も、睡眠ホルモンの材料となるトリプトファンやビタミンB群の摂取に繋がります。
おわりに 〜心も体も、季節のリズムに寄り添って〜
秋の夜長は、読書や映画鑑賞、趣味の時間など、自分と向き合う大切な季節でもあります。しかしその反面、日照時間の減少や気温の変化によって、心と体が不調を感じやすくなる時期でもあるのです。
「なんとなく眠れない」「気分が落ち込みやすい」と感じるときは、生活習慣を見直すチャンスかもしれません。睡眠とメンタルヘルスは密接に関係しており、どちらかが乱れるともう一方にも影響が出てきます。
日々のちょっとした工夫で、心も体も整えて、心地よい秋を過ごしましょう。
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