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梅雨時期の心の不調について☔ 🌸こころコラム あざみ野🌸
こんにちは。RICメンタルクリニックあざみ野です😊
梅雨の季節は、日本の多くの地域で6月から7月にかけて続きます。
この時期は、気圧の変化、湿度の上昇、日照時間の減少など、私たちの体と心にさまざまな影響を及ぼす要因が重なります。
とくに「気分が落ち込む」「やる気が出ない」「眠れない」などの精神的な不調を感じる人が多く、軽度のうつ状態に陥ることもあります。原因がわからず毎年同じ様な症状に悩ませている人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな梅雨時期の心の不調の原因、対策などお伝えします🐌
気象の変化と自律神経への影響☁️
梅雨時期は、曇天や雨の日が多く、気圧も不安定になりがちです。
このような気象の変化は、自律神経のバランスを乱す原因になります。
自律神経は、私たちの心拍、呼吸、体温、消化など生命維持に関わる多くの機能を調整していますが、低気圧が続くことで副交感神経が優位になり、倦怠感、眠気、集中力の低下などが現れやすくなります。
また、気圧の変動に敏感な人は、頭痛や肩こりなどの身体的症状とともに、イライラ感や落ち込みなどの精神的症状を感じることがあります。
日照不足とセロトニンの関係🌧️
梅雨の曇り空や雨続きの天候は、日照時間を著しく減少させます。
日光を浴びることで脳内に分泌される「セロトニン」という神経伝達物質は、心の安定やポジティブな気分に大きく関与しています。
日照時間が減るとセロトニンの分泌が低下し、気分の落ち込み、不安、イライラなどが強くなりやすくなります。
セロトニンはまた、睡眠ホルモンである「メラトニン」の前駆物質でもあり、セロトニン不足は睡眠リズムの乱れにもつながります。
そのため、梅雨時期には「寝つきが悪い」「ぐっすり眠れない」といった不眠症状も起こりやすくなります。
高湿度と身体的不快感💦
湿度が高くなると、汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまくいかずに体がだるく感じられます。
また、湿気によるカビやダニの繁殖がアレルギー症状を引き起こし、それがストレスや不快感となって心の状態にも悪影響を及ぼすことがあります。
心の不調を和らげる対策
- 日光を意識的に浴びる☀️
曇りの日でも屋外の明るさは室内より十分に強いため、朝や昼に散歩などをして自然光を取り入れると、セロトニンの分泌を促すことができます。 - 室内での運動習慣🏃♀️
ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動は、心身の緊張をほぐし、ストレス軽減に役立ちます。 - 湿度管理と快適な環境作り🏠
除湿機やエアコンを使って湿度を50〜60%に保つことで、カビやダニの発生を抑え、過ごしやすい空間を整えることができます。 - 規則正しい生活と栄養🍚
朝食をしっかりとる、トリプトファン(セロトニンの材料)を含む食品(例:バナナ、納豆、卵など)を意識的に摂ることで、心の安定を助けます。 - 無理をしない・必要に応じて相談を🧑⚕️
心身の不調を感じたら、我慢せずに家族や友人に話したり、精神科・心療内科などの専門機関に相談することが大切です。
梅雨の時期は過ごしにくい季節ではありますが、原因と対策を知り、日常生活の中にちょっとした工夫を取り入れることで、心の不調を軽減することができます。
無理をせず、自分の心と体の声に耳を傾けて、健やかにこの季節を乗り切りましょう🌈🌞
辛い気持ちを自身で抱え込まず、信頼できる人に話をすることも大切です。
当院では専門職面談をご案内できます。いつでもお問い合わせください。
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医療法人社団RIC RICメンタルクリニックあざみ野
あざみ野駅から徒歩3分の心療内科
『だれもが満たされた生活を送ること』その先に自己実現できる社会の創造していけると信じています。
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