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身近な人との関係が少し楽になる処方箋🌸こころコラム あざみ野🌸

RICメンタルクリニック 理事長 西脇一朗先生【監修】

https://ric-mental.com/greeting/

 

こんにちは。RICメンタルクリニックあざみ野院です。

いま、この文章を読んでくださっているあなたは、もしかしたら頭の中で同じことばかりを何度も何度も考えてしまって、心がちょっぴり疲れていませんか?

「あのとき、あんな言い方をしなければよかったな……」
「パートナーは私のこと、本当はどう思っているんだろう」
「家族のこれから先の生活、ちゃんとやっていけるのかな」

一度そんな風に不安のスイッチが入ってしまうと、まるで出口のない迷路に迷い込んだように、同じ場所をぐるぐると回り続けてしまいますよね。
特に、家族やパートナーといった「自分にとって大切な存在」のことになればなるほど、私たちはどうしても真剣になり、深く考えすぎてしまうものです。
今回は、そんな「ぐるぐる思考」から一歩抜け出して、心に優しい余白を作るためのヒントをお伝えします。


🌺なぜ、大切な人のことほど「ぐるぐる」考えてしまうの?
まずお伝えしたいのは、「考えすぎてしまうのは、あなたがそれだけ相手を大切に思っていて、優しい人だから」ということです。決して、あなたの心が弱いからでも、いけないことでもありません。

けれど、なぜ家族やパートナーが対象だと、ここまで頭が休まらなくなってしまうのでしょうか。それにはいくつかの理由があります。

1 距離が近すぎて、客観的になりにくい
友達や同僚なら「まあ、そんなこともあるよね」と割り切れることでも、距離の近い家族やパートナーだと、自分のことのように境界線が曖昧になってしまいます。相手の不機嫌や不安を、自分のせいのように感じてしまいがちです。

2 「正解」を出そうとしすぎてしまう
「どうすれば関係がうまくいくか」「何が正しい選択か」という正解を求めすぎるあまり、頭の中でシミュレーションを何度も繰り返してしまいます。

3 未来の不確定な不安を先取りしてしまう
「もし病気になったら」「もし心が離れてしまったら」と、まだ起きていない未来のネガティブな可能性を見つけては、それを予防しようと脳がフル回転してしまうのです。

人間の脳は、もともと危険を察知して身を守るために、ネガティブなことに注目しやすい仕組みを持っています。大切な人のことだからこそ、脳が「これは重大な問題だ!」と判断して、24時間体制で考え続けさせてしまうのですね。


🌺ぐるぐる思考から抜け出すための「3つのコツ」
頭の中で同じ考えが止まらなくなったときは、ただ「考えるのをやめよう」と思っても、なかなかうまくいきません。そんなときは、少しだけアプローチを変えてみましょう。

1 「あ、いま私、ぐるぐる考えてるな」と気づく
思考の渦に巻き込まれているときは、自分がその渦の中にいることにすら気づけないものです。まずは、一歩引いて自分の状態を眺めてみましょう。

「あ、いま私、また先のことを不安がってるな」
「あのときの言葉を、何度も反省しちゃっているな」

そうやって、心の中で自分の状態に「ラベル」を貼ってみるイメージです。
良い・悪いの判断はしなくて大丈夫です。ただ「いま、考えてるね」と気づくだけで、不思議と渦のスピードが少しだけゆっくりになります。

2 「考えて解決すること」と「解決しないこと」に分けてみる
私たちの悩みのなかには、「いま動けば解決すること」と、「どれだけ考えてもいまは答えが出ないこと」が混ざっています。

例えば、
▶考えて解決すること(行動できること)
・パートナーに「ありがとう」のLINEを送る
・家族の保険の資料を請求する
▶考えてもいまは解決しないこと(コントロールできないこと)
・相手が自分のことをどう思っているか(相手の気持ち)
・5年後、10年後の二人の健康状態(未来のこと)

もし、いま悩んでいることが「考えてもすぐには解決しないこと」だったら、「これは今考えても仕方のない箱」にそっとしまっておきしょう。コントロールできないことにエネルギーを使うのを、少しだけお休みする練習です。

3  体の感覚に意識を戻してあげる
ぐるぐる考えているとき、私たちの意識は「頭の中(過去や未来)」に完全に飛び去っています。それを「いま、ここ」にある自分の体に戻してあげましょう。

例えば、
・5秒かけて鼻から吸って、10秒かけて口から細く長く吐く「深呼吸」をする
・温かいお茶を飲んで、喉を通る温かさに集中する
・足の裏が、しっかりと床についている感覚を意識する
・お気に入りの香りのハンドクリームを塗って、その匂いを深く嗅ぐ

五感(味わう、匂う、触れる、見る、聴く)を使うと、脳の「考える部分」がお休みモードに入ります。頭を使いすぎたら、体にバトンタッチしてあげるのがコツです。


完璧な関係じゃなくて大丈夫です。
家族やパートナーシップに「完璧な正解」はありません。
どんなに仲の良い二人であっても、すれ違う日もあれば、相手の気持ちが分からなくて不安になる日だってあります。

大切なのは、相手のすべてをコントロールしようとしたり、自分のすべてを完璧に合わせようとしたりしないことです。

「まあ、こういう日もあるよね」
「人間だもん、すれ違うこともあるさ」

それくらい、少しルーズでいられる方が、結果的にお互いにとって心地よい関係が続いていったりします。

大切な人のためにぐるぐると悩み続けてしまうあなたは、本当に根が優しくて、一生懸命に生きている素敵な人です。

でも、相手を大切にするのと同じくらい、あるいはそれ以上に、あなた自身の心と体を一番に大切にしてあげてくださいね。


🍃つらさが続くときは
それでも
・気づくと一日中考え続けてしまう
・不安が強く、生活に影響が出ている
・眠れない日が続いている

といった状態がある場合には、一人で抱え込まずに相談することも大切です。

当院でも、こうした「考えすぎ」によるつらさについても、ゆっくりとお話を伺いながらサポートして参ります。
「受診するほどではないかも」と感じる段階でも大丈夫です。

気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

ひとりで抱え込まず、必要に応じて専門家のサポートを取り入れることも、ご自身を大切にする一つの方法です。
どうぞご無理のないタイミングで、ご相談ください。

 

専門職面談について詳しくはこちらhttps://ric-mental.com/azamino/feature/ 

初診予約🍃https://patient.digikar-smart.jp/institutions/0e3a2a3f-10ac-4a0f-9100-26a484299d40/reserve?treatmentMenuId=a173ab51-9d81-4cf2-8d38-53b5a0c0d3a9

カウンセリングのご案内:https://ric-mental.com/azamino/feature/#feature06

 

医療法人社団RIC RICメンリニックあざみ野

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「”まだ大丈夫”がつらくなる前に。」、話すだけでも、少し前に進める日があります。
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