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不安が強いときの日常での工夫🌸こころコラム あざみ野🌸
こんにちは。RICメンタルクリニックあざみ野です🍀✨
不安は誰にでも起こる自然な心の反応です。
試験や仕事の前、人間関係で悩んでいるとき、体調が優れないときなど、不安を感じる場面は日常の中に多くあります。
しかし、その不安が強くなりすぎると、「理由はよく分からないけれど落ち着かない」「先のことを考えると頭がいっぱいになる」「体まで緊張してしまう」といった状態になり、日常生活そのものがつらく感じられることがあります。
不安とうまく付き合うためには、特別なことをするよりも、日常の中でできる小さな工夫を積み重ねていくことが大切です。
不安は「なくす」より「波を小さくする」
多くの人が、「不安を感じないようになりたい」「不安になってはいけない」と考えがちです。
しかし、不安は本来、身を守るために備わっている心の働きでもあります。
不安そのものを敵のように扱うと、「不安を感じている自分はだめだ」という自己否定につながり、かえって不安が強まることもあります。
目指したいのは、不安を完全になくすことではなく、不安の強さや持続時間を少しずつ小さくすることです。
不安が出てきても、「また出てきたな」と気づきながらやり過ごせる時間が増えていくことが、回復への一歩になります。
生活リズムを整える
不安が強いときほど、睡眠や食事、活動量といった生活リズムは乱れやすくなります。
夜更かしが続いたり、食事を抜いたりすると、身体の調子が崩れ、その影響で心も不安定になりやすくなります。
とはいえ、「規則正しい生活を完璧にしなければ」と考える必要はありません。
・起きる時間だけは大きくずらさない
・一日一回は温かいものを口にする
・昼夜の区別を意識する
この程度の小さな意識でも十分です。身体の土台が整うと、不安は自然と和らぎやすくなります。
呼吸を意識する
不安が高まると、呼吸は浅く速くなり、身体は常に緊張した状態になります。そんなときに役立つのが、呼吸への意識です。
ポイントは、「深く吸う」ことよりも「ゆっくり吐く」ことです。
例えば、4秒で息を吸い、6秒かけて吐く、というリズムを数回繰り返すだけでも構いません。
呼吸に意識を向けることで、頭の中の不安な考えから一時的に距離を取ることができ、身体も少しずつ落ち着きを取り戻します。
考えすぎていることに気づく
不安が強いとき、頭の中では同じ考えが何度も繰り返されがちです。
「もし失敗したらどうしよう」「最悪の結果になったらどうしよう」といった思考は、不安をさらに大きくします。
このとき大切なのは、無理に考えを止めたり、前向きに変えたりしようとしないことです。
まずは、「今、不安な考えが続いているな」と気づくだけで十分です。
考えと自分を同一視せず、「考えは浮かんでいるけれど、それがすべて現実とは限らない」と距離を取る意識が、不安に飲み込まれにくくしてくれます。
行動を小さく分ける
不安が強いと、「やらなければならないこと」がとても大きく感じられ、動けなくなってしまうことがあります。
その結果、「何もできない自分」を責めてしまい、さらに不安が強まる悪循環に陥りがちです。
そんなときは、行動をできる限り小さく分けてみてください。
・外出する → 靴を出す
・勉強する → ノートを開く
・片付ける → ゴミを一つ捨てる
このように、「これならできるかもしれない」というレベルまでハードルを下げることがポイントです。
小さくても「できた」という感覚は、不安に対抗する力になります。
刺激を減らす時間をつくる
現代は情報があふれており、知らず知らずのうちに心が刺激を受け続けています。
不安が強いときは、SNSやニュースを長時間見てしまい、さらに不安を煽られることも少なくありません。
一日の中で、意識的に「情報から離れる時間」をつくることは、とても大切です。
音楽を聴く、ぼんやり窓の外を見る、温かい飲み物を飲むなど、何かを達成しなくてもいい時間を持つことで、心は少しずつ回復していきます。
人とのつながりを保つ
不安が強いと、「迷惑をかけたくない」「理解されないかもしれない」と感じて、人との距離を取ってしまうことがあります。
しかし、不安を一人で抱え込み続けるのはとても大変なことです。
長い相談をしなくても、「今日は少し調子が悪い」「今は余裕がない」と伝えるだけで、気持ちが軽くなることもあります。
家族や友人、学校や職場、医療機関など、自分に合ったつながり方を細く続けていくことが、不安への大きな支えになります。
うまくできない日があってもいい
ここまでいくつかの工夫を紹介しましたが、どれも毎日うまくできるとは限りません。
不安が強い日は、何も試せないこともあります。それでも、「今日は休む日」「今日は耐えるだけで十分」と考えることも、立派な対処の一つです。
不安の回復は一直線ではなく、良い日とつらい日を繰り返しながら進んでいくものです。
できなかった自分を責めるより、「ここまでよくやっている」と認める視点を忘れないことが大切です。
不安が強い状態が長く続いたり、日常生活に大きな支障が出ている場合は、専門機関に相談することも重要です。
日常の工夫と専門的な支援を組み合わせながら、自分のペースで不安と向き合っていきましょう。
当院では専門職面談を行っています。
ご気軽にご相談ください。
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